知ることが大事

まずはうつ病とは何かを知ることが大切です

現在、世界でも人口の3〜5%の人間がうつ病だといわれており、その数値を日本に当てはめてみると、600万人以上がうつ病にかかっていると考えられます。近年増加の傾向にあるうつ病とは、どういった病気なのでしょうか。うつ病は、元々の性格や考え方の傾向からの精神的要因、環境や仕事での給与の少なさなどの肉体的要因が関係しているといわれています。原因や発症メカニズムについてはまだはっきりとしていませんが、これまでの研究で、脳の中で感情をコントロールしている神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことが原因の一つであることが判明しています。つまりうつ病は、心身ともに疲労が蓄積された結果、脳の働きに異常が出てしまう、れっきとした病気なのです。

症状を知って、対処法を知りましょう

うつ病でのうつ状態というのは、物事に対して、関心や意欲が無くなり、何もする気が起きない状態が一定以上続いた状態を指します。具体的な症状は、好きなものへの関心が無くなった、仕事に集中できないなどといった精神的症状から、眠れない、食欲が無くなったなどの肉体的症状などさまざまです。判断能力も含めて、あらゆる機能・能力が低下してしまいます。また、不安な気持ちが強くなって、悲観的な思考に陥ることも特徴です。症状からうつ病かなと感じた場合、早めに治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、無理をせずに早めに専門機関に相談する事が大切です。うつ病にはいろいろあって、症状も治療法も一つではありません。完治までにかかる時間も人によって異なります。ですがうつ病は不治の病ではなく、必ず治る病気ですので、焦らずじっくり治療に取り組むことが大切です。